ウォーミングアップからの、本命のプレッシャー
少し時間が経ちましたが、
このブログを始めた時に決めた目標の一つ、メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅲ種セルフケアコースを、3月15日に受験し、無事合格しました。
実は、学生時代を最後に、こういった試験勉強はあまりに久しぶりで不安があったので、ウォーミングアップ的に2月にこころ検定4級を受験してみました。こころ検定の場合は日付も会場も自分で選び、パソコン教室のような部屋でネット受験(CBT試験)、その場で合否がわかるというもので、結局は初めて尽くしの経験でした。何事もやってみないとわからないものですね(笑)
そしてこの本命のメンタルヘルス・マネジメントの試験は、指定された会場に受験者が一斉に集まって受験する統一試験形式(紙のマークシート)なので、遅刻したらどうしよう、忘れ物したらどうしようなどと、試験日が近づくにつれ、嫌でも緊張が高まりました😅
当日の会場の空気と、思わぬメンタルダメージ
当日会場へ着くと、受付というものはなく、張り出されている座席表の中から自分の受験番号を探してそのまま着席します。時間が来るまでは、テキストを見たり自由に過ごすことができました。
時間になると、壇上で試験官が注意事項を詳細に読み上げていき、それが終わってから試験開始です。
自分の顔が視界の隅から見てくる問題
免許証などの身分証明書を机の上に出しておき、試験官が回ってきて本人確認をしていきます。免許証は写真がある側を表にしておくという想定外の事態に、一瞬軽くメンタルダメージ入ります(笑)
隣の人の動きが気になる問題
また、これは試験会場によるかとは思いますが、
3人掛けの机に真ん中を空けて2人座るようになっていたので、試験が始まると、隣の人の問題のページをめくったり、消しゴムで消す動きがダイレクトに伝わってくるので、私も遅れを取らないようにしないといけない様な気になって、最初は焦ったりしました😅
試験問題とは別の、裏で繰り広げられる戦い
ここまですでに数回、メンタルの安定力(回復力?)を試されているわけですが…
試験が始まって所定の時間が経つと、さらなる心理戦が繰り広げられようとは、全く予想だにしていませんでした。
退室する人で気が散る問題
開始から所定の時間が経つと、解き終わった人は退室が可能になるので、一人、また一人と抜けていくことで気が散るのです💦
そして、あの人はもう終わったんだ?!すごい。私も急がなきゃ?!と、勝手にプレッシャーを感じてしまうので、そんな自分をなだめながら問題と向き合うことになります。
自分がいつ試験を終えるか?という選択問題
最後に、試験終了が近づくと退室不能時間が設けられているので、その時間が迫ってくると「もう出るか?いや最後まで残るか?」という選択肢が、頭の中で勝手に突きつけられ、そこに思考のリソースが持っていかれます。
つまりとにかく、本番は気が散るのです!!
でも時間はある
なので。当日はいつも通り問題が解けると思ってはダメです。普段の自分の7割減くらいで見積もった方がいいと思います。
とはいえ、試験時間は2時間とたっぷりあるので、本当は焦る必要はまったくないのです。別に、早く終えたからと言ってボーナス点があるわけではないので…。
時間をフルに使って、納得いくまで向き合えば良いと思いました。
終わった後なら何とでも言えますね。(笑)
約1ヶ月後の合格発表
そんなドキドキの試験日から1ヶ月ちょっと。
合格発表の日。

「合格」です。
ほっとしました。
後日、自宅に届いたのは、診察券のようなカード型の合格証でした。
履歴書にも書けるものだそうです。何者でもなかった私が、少しずつ何かになっていくみたいで嬉しいですね。
「ブログのため」が、結果的に「自分のため」になっていた
この後、私の仕事場では上司の異動があったり、私の仕事内容の質が変わったり、一人でやることが増えたりして、負荷が増えました。
仕事を始めると悪化するメンタル、「このままこれが続くなら辞めちゃうかも・・」とすら頭をよぎりました。
しかし、この時の私は、メンタルヘルスの勉強をしたおかげで、「これは、ストレスに対するストレス反応が出ているんだ」と自分の状態を客観的に捉えることができたのです。
例えば、仕事の要求度-資源モデル(JD-Rモデル)というものがあるのですが、このモデルの要点の一つに以下のようなものがあります。
「仕事の要求度」が高く「仕事の資源」が不足している場合、従業員はストレスを感じやすい
これによれば、この時の私は、仕事の要求度(やること)は増えているのに、仕事の資源(頼りになる上司)が減って、ストレス反応(仕事への不満)が出ていた」と言えます。
この視点のおかげで、私の場合は「背負いすぎるのはやめよう。私が全て解決することじゃない。」と開き直って、なんとか忙しい期間を乗り切ることができました。
このようにストレスに対処することをコーピングと呼びます。
コーピングにはさまざまなものがあり、たくさん持っている方が安定しやすいです。(2輪のバイクや自転車よりも、4輪の自動車の方が安定しているイメージでしょうか)
ブログを始めたから取ることにした資格でしたが、計らずもこのコーピング・スキルを手に入れ自分を守る力を身につけたのだと、改めて実感する出来事でした。


