こんばんは。
10/22に、無事にGoogleアドセンス審査通りました。これまでとは少し雰囲気の違う記事にはなりますが、勢いがあるうちにこの記事を書きたくて頑張りました。
いま、広告の設定をいろいろ触っています。このブログの雰囲気を壊さないものを掲載したいなと、思っています。
もしも、「これは合ってないよ」という広告があったら…https://kokoro-tune.blog/contact-form/からこっそり教えてもらえたら嬉しいです。
さて、今日はこの審査を待つ間に考えたことを書いてみます。
いわゆるノウハウではなく実体験となりますが、私が合格のためにしたことも触れてみたいと思います。
Googleアドセンスとは
Googleアドセンスとは、私たちのWebサイトに広告を表示する代わりに対価をいただける有り難い仕組みです。ビジネスなので、当然「やりたいです!」だけではできません。広告を掲載するに相応しいサイトを用意しなければなりません。
私のこのブログは、
- 私に特にアピールできる肩書きがない
- YMYLかもしれない(※)
- PV(または検索アクセス数)がほぼ私のエゴサのみ
という、一般的に合格すると言われているセオリーからすると不利かもしれない状況でしたが、AIの補佐を受け、1回目で合格できました🙌
※YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、読者の将来的な幸福、健康、経済的安定、安全に大きな影響を与える可能性のあるトピック(金融、医療、法律など)を指します。Googleはこれらの分野に対し、特に厳しい品質基準(高い専門性や信頼性)を求めています。私のブログで扱う「内面・心理」も、広義の「健康」に含まれるため、このYMYLに該当すると考えられます。
では、この「合格のセオリー」とは、誰が決めたものか?というと、公式には言及されていないのです。
もちろん明記された条件もあります。
※Googleが公式に示している「AdSense参加資格」としては、「独自性のある興味深いコンテンツがあること」「Googleパブリッシャーポリシーに準拠していること」「サイトが操作しやすいこと(ナビゲーションが明確など)」「18歳以上であること」などが挙げられています。
※GoogleAI Geminiより
例えば「PV数がいくつ以上必要」や「記事数が何記事必要」といった具体的な数値基準は、公式には明記されていません。
不安な審査待ちと、SNSで見つけた「疑問」
審査に受かるのか?落ちるのか?どれくらいかかるのか?
わからない尽くしの中、ソワソワしながら2週間ちょっと待ちました。中には数日で結果が来る人もいるそうなので、この間の心中たるや…落ち着かないもいいところです(笑)
これだけ時間があると、つい同じ境遇の人を求めて検索をしてしまいます。
そして、ある事に気づきました。
合格した人の発信を見ていると、
- ◯◯絶対!って言われるけど、そうでもない(私がこれに当てはまります)
- 複数申請して、結果が違う理由がわからない
- 審査員の気まぐれなのでは?
- 結局は運任せなのでは?
チラホラとこういう意見がありました。
一方では、「こうしたら受かった!!」と断定的に発信する人も多く見られました。
ブラックボックスを前に、なぜそれが合格要因だと言い切れるのだろう…ひねくれた私は、そんな疑問を持ちました🤫
直前の行動を、成功の要因だと考えやすい
「なぜ自分が合格したのか?」と振り返ったときに、人はそれが自分の直前の行動の結果だと考えがちです。
それには、次の2つが関わっているのではないか?と私は考えました。
①スキナーの迷信行動
これは心理学者スキナーが行った有名な実験です。ハトを箱に入れ、エサが出てくるタイミングとは無関係に、ランダムにエサを与え続けました。すると、ハトは「たまたまエサが出てくる直前に自分がとっていた行動(首を振る、羽ばたくなど)」を、「その行動がエサを出現させた原因だ」と誤って学習し、その行動を意味もなく繰り返すようになりました。これを「迷信行動」と呼びます。
(※詳しくは文末の参考サイトをご覧ください)
②自己効力感
自己効力感(セルフ・エフィカシー)とは、「自分はある状況において、目標を達成するために必要な行動をうまくやり遂げることができる」と、自分自身の可能性を信じられる感覚を言いますが、まさに「審査直前にやった、あの行動のおかげで合格できた」と信じることは、自分の行動が結果を左右したという成功体験となり、この自己効力感を高めることに繋がります。
(※詳しくは文末の参考サイトをご覧ください)
「合格」とは、不確実な不安の中からいっきに解放されるイベントです。
だからこそ、人はその「因果関係のストーリー」をより強く信じたくなるのかもしれません。
私の場合
これを踏まえて、私がやったことをご紹介すると。
合格メールが来る直前にやったことは、記事内のリンクが正しく機能しているかWordPressのプラグインを使ってチェックしたことです。そこで一つだけ、リンク先が間違っていることがわかったので、その修正をしました。
そして、Googleアナリティクスによれば、合格メールが送信された日に、海外のとある国からのアクセスが1ありました。ちなみに、その2日前にも同じ国からのアクセスが1ありました。
なので、私の合格要因は、このリンクの修正だと思います・・・なわけないですよね。
当然、これも一つの要因だと考えることはできます。
その他に私がやったことは、
E-E-A-T‼️ SEO‼️
と言うAI様にしごかれながら、この質を高める作業とともに、JavaScriptを使ってオリジナルのコンテンツを盛り込みました。サイトの表示速度にも気を配りました。
これらの総合結果だと、思っています。
「急がば回れ」
人はコントロール不可能な状況に遭遇すると、やる気を出すドーパミンを出して、解決方法を探るんだそうです。(※詳しくは文末の参考サイトへ)
私も最初は、先をゆく先輩方の経験談を読んだり、同じ境遇にいる人たちのリアルな声を探したりして、「待つしかない」という、自分にはどうしようも出来ない不愉快な現状からの打破を探りました。
しかし最終的には、今自分が出来ることに目を向けコツコツと対策を講じることで、ソワソワする気持ちをなだめました。
これこそが、地味だけど、成功への近道なのかもしれません。
「こうすれば受かる!」という誰かのサクセスストーリーには、確かに多くの人の経験が詰まっているので、合格要因ではあると思います。一見すると「近道」にも見えるかもしれません。
ですが、その近道は、全員に通じるものではない、ということは言えそうです。
それから大事なことは、いくらアドセンスに合格しても、PV(サイトに訪れてくれる人)がなければ対価は発生しません😅
そう考えると、SEO対策をして自分のサイトの信頼性を高め、検索から見に来てもらうことこそが大事なことであり、アドセンス合格はその通り道でしかないのかもしれません。
ことわざに「急がば回れ」とあるように、このコツコツと地味な「遠回り」が、誰にも左右されない、自分自身の力(自己効力感)を確実に積み上げる、一番堅実な「成功への近道」なのかもしれません。
ブラックボックスを前に不安になった時、私たちが本当に信じるべきは、誰かの「都市伝説」ではなく、自分自身の「コントロールできる一歩」なのではないでしょうか。
参考サイト
スキナーの迷信行動について B.F.スキナーが行ったハトの実験に由来する、行動と報酬の間に因果関係がないにもかかわらず(偶発的随伴性)、その行動が強化される現象。 参考サイト: “因果関係があると思い込んで行動頻度が増す!?『迷信行動』” (株式会社SBSマーケティング)

自己効力感(セルフ・エフィカシー)について 心理学者アルバート・バンデューラが提唱した概念。「自分ならできる」「きっとうまくいく」という、目標達成への能力に対する自己評価(認知)のこと。 参考サイト: “自己効力感とは?自己肯定感との違いや高めていく方法” (グロービス経営大学院)

不確実性とドーパミンの関連について 報酬が得られるかどうかが不確実な状況に遭遇した際の「やる気(探索行動)」は、ドーパミン神経系が関わる報酬系によるものだとされています。ドーパミンは「快楽物質」ではなく、「快楽を求める物質」であるという、最新の研究に基づく解説です。 参考サイト: 「「ドーパミン=快楽」ではない? ネットやSNSで誤解も」 (ナショナル ジオグラフィック)



